山田 えいとの写メ日記
●[大阪出張日誌 Part.6]山田えいと、西成を歩く。
右向けばお爺ちゃん。左向けばお爺ちゃん。チャリ漕ぐお爺ちゃん。唱うお爺ちゃん。お婆ちゃんをナンパしてるお爺ちゃん。
圧倒的お爺ちゃんの街!!!西成!!!!!(なんかごめんなさい)
動物園前駅で電車を降りた僕は、雨上がりのキラキラした道を、西成のディープと言われる方角へと歩いていった。
商店街らしき通りを歩くとまず一番に目に付くのがカラオケ居酒屋だ。カラオケ居酒屋が軒を連ねている。半径10メートル圏内に4店舗くらいある。ありすぎじゃない!?しかもどの店もガラス張り。普通はカラオケのあるスナックとかは、扉に窓はついていなくて、中の様子が見えないから入るのにすごく勇気がいる。みたいなイメージ。
でもここは違う。スケスケ!店内の様子がよく見える!お爺ちゃんが気持ちよさそうに歌ってる!てかめっちゃ音漏れしてる!でも気持ちよさそうだからOKです。
西成を歩きながら、正直僕は言葉にしがたい若干の後ろめたさを感じていた。
上手く言えないんだけど、好奇の目で西成を見ている自分がなんだか良くないことをしているように思えてきたんだ。西成を見にきた、というよりは、「西成の人」を見にきたんだ。他人を好奇の目で観察しているという自分。そんな自分をあまり好きになれないまま、結局このモヤモヤは西成を一周し終えてもうまく消化できなかった。
そんなことを考えながらフラフラと歩いていたら、気の強そうな小学生に何故だかガンを飛ばされてしまった。
結構しっかりめにガンを飛ばされてしまったものなので、この類いの対応に慣れていない僕は、どうしていいか分からず、反射的に謎の会釈を返してしまった。。
でもちょっぴり後悔。売られた喧嘩は買わせてもらうべきでしたね。ユビボキボキ
とまあ、こんな感じで道をひたすら歩き回って、時々、民家やお店からお婆ちゃんちの匂いみたいなのがして、懐かしいなぁ〜なんて思いながら、歩き疲れたので駅に戻った。
170円のかけうどんは、優しい味がした。
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匿名希望 さん
匿名希望 さん