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山田 えいとの写メ日記

2024年01月17日 19時04分 ハート2

No.36 お金が落ちていたら

お金が落ちていたら、三度見してから考える。

どうも山田えいとです。


こういうお題は面白いですよね。

落ちている金額によっても行動が変わってきますよね。


例えば100円。道に落ちていたら。

これは拾って自分のものにしますね。

はい、もちろんです。100円って、僕にとってはデカいです。1食分です!もらっちゃいます!すいません!



次に、1万円。道に落ちていたら。

うーん、これももらっちゃいますね。はい。周りに持ち主らしき人がいないことを確認して、完全に落ちていたら、しれっと懐に入れちゃいます。



次は10万円。道に落ちていたら。

ここら辺から雲行きが怪しくなりますね。さすがに怖い。え?ドッキリ?、モニタリング?みたいに勘繰ってしまいそうです。しかも10万円ってことは、きっと封筒に入って落ちてるケースです。これはさすがに交番に届けます。さすがにです。


次に100万円。道に落ちていたら。

5度見くらいしてから、お金の周りで1人であたふたします。そして落ち着いて、お金をじっと眺めたり、お金の前で踊ったりするかもしれません。そして最後には怖くなって警察に連絡しちゃうかもです。



と、ここまで金額別に考えてきましたが、難しいのが、金額が刻まれているケースです。


例えば4万円。迷うラインです。4万か〜。さすがに金額デカいよな〜。でも、落ちてるしな〜、完全に落ちてるんだよな〜。


これが3万円でも5万円でも迷うと思います。

じゃあ7000円で迷わないかと言われたら、これも迷います。


これって、つまり「ハゲ頭のパラドックス」に近いです。


定義や境界線が曖昧な概念をどう扱うか、という問題のことです。


毛が1本→これはハゲ頭

毛が2本→これもハゲ頭

毛が3本→これもハゲ頭

じゃあ、毛が100本→これもきっとハゲ頭

じゃあ、毛が1万本→これもきっとハゲ頭…?


つまり、どこまでがハゲ頭で、どこからがハゲ頭じゃないのか。境界線がハッキリしない訳です。


「落ちているお金を交番に届けるべきか」という議論があったとして、まず重要なのは、倫理観の議論よりも、ハゲ頭のパラドックスに議論の参加者全員が気付くことです。


私たちは曖昧な概念について話し合うんだ。ということを念頭に置かないと、議論の終着点を見失いかねません。


これがハゲ頭のパラドックスです!

面白いですよね、哲学っぽいですよね。



以上、今日の写メ日記でした!

ぜひコメントで、ご意見を聞かせていただきたいです!

コメント一覧

  • 匿名希望 さん

    子供の頃に硬貨をひろって交番に持っていったら、偉いね~っていって、同じ金額の硬貨をいただけましたw